フリーランスとして活動しているとトラブルに遭遇するケースもあるようです。未払いトラブルが発生したというケースを目にすることもあります。万が一フリーランスであるあなたが未払いトラブルに遭ってしまったら、どうすればよいのでしょうか。ここでは未払いトラブル対処法を紹介したいと思います。
未払いトラブルに遭ってしまった場合、どうやって対処すればよいのでしょうか。対処をする前に、確認しておきたい注意点や心がけたいことがいくつかありますので紹介します。
まず、常に冷静でいて暴走しないようにすることが重要です。未払いが発生したからといって、いきなりエージェントなどに出向いて大声で請求したり、SNSなどに具体的なことを書いてしまわないようにしましょう。あなたにいっさい落ち度がなくても、SNSに書いてしまうとそれを見た人のあなたへの評価が下がってしまうかもしれません。交渉する際は常に冷静に、そして暴走しないようにすることが重要です。
次に必要なことは、相手に流されないということです。あなたが弱気でいると、相手は様々な手を使って交渉をどんどん長引かせてあきらめさせようとするかもしれません。弱気でいないことが重要です。また、全て記録しておくというのも重要なことです。トラブルを対処する上で行ったことは常に記録しておくようにしましょう。
未払いトラブルを対処する上で常に気をつけるべきことを理解した上で、トラブル対処へと進みましょう。まずは相手に対して、今回の契約を確認させることが必要になります。あなたは案件を引き受けた際に契約の期間や支払いについて契約したわけですから、担当者にその契約を相手に確認させましょう。メールで送っても反応がないようなら手紙を送りましょう。もし担当者から何も返ってこないようであれば、さらに上の者に連絡するようにします。担当者はその会社の責任者ではありません。ですから責任者に対して今回のトラブルを報告して知らせるようにしてください。
それでもまだトラブル解決に進展がない場合は電話を使って連絡しましょう。その際、上に書いた「常に気をつけておきたいこと」の「冷静でいる」というのが重要です。怒鳴りつけてしまったりしないようにします。また「弱気にならない」ことも重要です。こちらには原因がないのですから堂々と交渉しましょう。
ここまでの対応をしても発生した未払いトラブルが解決できない場合、どうすればよいのでしょうか。
まずは相手に対して別の手段を取ることを宣言しましょう。配達証明を送ってください。配達証明を送ることは、こちらに法的対応を取る意思があるということを伝えることでもあります。ただし配達証明を送る前には、相手に支払いのための時間を与える必要があります。相手が支払うつもりがないことがはっきりしてから送るようにしましょう。
これでも未払いのままであれば、他のフリーランスの方などにこの件を知らせて注意喚起を行ってもよいでしょう。
ほとんどのケースではここまで来る前の段階で解決しているかと思います。しかしそれでも駄目な場合、告訴して法的な対応を取りましょう。そしてこの件には触れず、次へと進めていきましょう。この問題にいつまでもとらわれているのは良くないことです。法的な対応へと進んだ時点でこちらができることはすべて済んだことになります。
このような大変な思いをすると、履歴書を書いてどこか会社を探さなければいけないことになるかもしれません。こうならないためにも、エージェントやクライアントをしっかりと見極め、トラブルの例がないか前もって調べておくようにしましょう。できることなら未払いが起こりにくいような契約をしましょう。
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