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気になる!フリーランスのリアルな年収レポート

リアルな年収

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2015年、クラウドソーシングの某サイトが発表した資料には、現代のフリーランスにおけるリアルな数字がありました。そこからフリーランスのリアルな年収も見て取れます。

フリーランスの割合

日本国内のフリーランスは、労働人口の約2割に相当する1200万人もいるそうです。この数字は直近1年間で収入を得ている人であり、ニート状態の自称フリーランスは含まれません。なお、アメリカでは労働人口の3割以上もの人がフリーランスとして働いているそうで、日本の文化としてフリーランスがなかなか受け入れられていない現状が垣間見えます。

リアルな年収

フリーランスのタイプ

前述の約1200万人の中で一番多いのが副業系のフリーランサーです。サラリーマンとして何らかの職業に就きつつ副業としてフリーランスの仕事をして収入を得ている人です。日本でも副業を認める企業が増えてきていることもこのタイプが多い理由かもしれません。
次に多いのが、独立系フリーランサーです。個人事業主又は法人を1人で経営している人で、一般的にフリーランスと言えばこのタイプに当てはまるでしょう。他は、出向系フリーランスや仕事があるときだけの自由系フリーランスがいるようです。

フリーランスの収入

どのタイプのフリーランスも、年収600万円を超える人は1割ほどしかいません。年収600万円を超える人と年収200万円以下の人の割合はほぼ同じのようです。最も多いのは年収200万円~400万円で、全体の3割ほどがこの中にいるようです。
年収400万円以上を得ている人の数が一番多いのは、独立系フリーランサーです。やはり、それ一本で生活している人が多いのか年収は他のタイプよりも多いのが特徴です。

フリーランスの労働時間

一番多くの収入を得ているのが独立系フリーランサーではありますが、一番多く働いているのも独立系フリーランサーのようです。4割以上の独立系フリーランサーは週に40時間以上働いています。フリーランスになると仕事とプライベートの区切りが難しくなることはよく知られていますが、実際の数値として現れています。副業系フリーランサーは、週に5時間以内の人が6割以上です。週に5時間以内の労働でも年収200万円稼ぐことができるのはクラウドソーシングなどのサービス普及が働く手段を多様化したということでしょう。
実際、本調査の中で自由な働き方をする人が増えるだろうと答えた人は半数以上いました。クラウドソーシングの市場価値も年々増加しているようですし、企業においてもフリーランサーを活用したコスト削減が主流になるのではないでしょうか。

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